少しずつ自分の時間が持てるようになって、久々に本を読みました。
自分の時間…といっても夜泣きのおチビちゃんを背負いながら 薄明かりで読んでいた時間が多いかも。ははは…。 先日の朝日新聞のインタビューを見たら、堀江さんは イクメンという言葉が世間ではやっているのを知らなかったらしい…。 きっと、育児漫画や映画がはやっているのも、全く気にとめてないんだろうな。 私は作家堀江さんのそんなところが好きなのですが。笑 地方新聞の記者である40代の独身男性が 弟夫婦の病気や事故のために、姪っ子を預かって育てることになって 地方都市の再開発の話、赤ちゃんを中心とした周囲の人々との交流が 描かれています。 長らく堀江さんの長編小説が出ていなかったので、久々に出た小説が 私にぴったりな主題でとても嬉しかった。 堀江さんの作品は、“不在の幻影”を追い求めるところに良さがある と思うのだが、今回は作品の中心があまりにもしっかりと、生き生きと “存在”しているので おのずと文体もこれまでの作品より、くっきりした明快なものになっているように 思えました。 これは堀江作品の変化というよりも、“私自身”が子育てをするようになって 物の見方や感じ方が変わってきたから、なのかもしれません。 読み終えてみて、その辺りを考えながらもう一度ゆっくり読んでみたいと思います。 皆様こんにちは。
最近買った本です。 『暮しの手帖』 で毎号楽しみにしている連載が 2冊目の本になりました。 すでに身についているものもあり、ちょっと参考にしてみようかなと 思うものもあります。 (反対に、これは私はやらないな… と思うのもごくわずかですがあります) 単なる 「生活の工夫、アイデア」 とはちょっと違って 読むと気持ちがしゃんとなるので、家に一人でいる時、食後など時間がちょっとあるときに ぱらぱらとめくって読もうと、リビングに置きました。 そっと棚に置いておいたその晩、さっそく見つけた夫が 本の帯に書いてある文句を読み上げ… 「暮らしに希望をあたえるレシピ?どれどれ… なんだ~、料理のレシピじゃないのか。。。 お金がなくてもおいしい料理ができるっていう本かと思った!!」 ……。 どうしてこのヒトはいつも食べ物にしか連想がはたらかないのでしょうか?? (ex : ペネロペ・クルス ⇒ ミネストローネ ピラティス ⇒ ピクルス ...... ) 『正弦曲線』 の前にこちらから読み始めました。
堀江氏の好きな女流作家や女性登場人物について書かれた随筆なのですが 彼曰く、 「彼女たちを苦しめている環境は、同時に生かしている環境でもある」 (あとがき より) はぁー。シビれました。 私の親しい女友達全員に、そして自分自身にも、この言葉を送りたい。 堀江敏幸 『正弦曲線』 が読売文学賞を受賞したそうですね。
わ〜い♪ 堀江氏の煮え切らなさが遺憾なく発揮されており!? 連載中から愛読していたのでとっても嬉しいです。 ただ掲載誌の対象年齢が若干高めで カラー的にも私は絶対に読まないぞ、 と心に決めていた某婦人雑誌だったので 本屋さんで立ち読みするのがハズカシク、 かと言ってその雑誌を買って帰るのもはばかられ、 (関係者の方ゴメンナサイm(__)m…) 早く単行本化されないかと願っていたのでした… 同じ時期に堀江氏は 『彼女のいる背表紙』 という 女流作家についての連載もしていて、これも 自分では読むまいと思っていた雑誌だったので、 ああ私も「ある世代」に突入したのね… と感慨深く思ったことがありました。 何はともあれ敬愛する堀江敏幸サマの受賞祝いに買ってこなくっちゃ♪
下鴨神社の古本まつりで買った本です。
仏文学者 渡辺一夫氏のエッセイでたしか 「ノーマンさんのこと」 というタイトルのものがあり マッカーシー旋風で疑惑を受けて自殺した外交官、ということは知っていたものの 事の真相を知りたいな…と思っていました。 ノーマン氏の生い立ち、少年・青年期の知的好奇心、外交官になってからの仕事ぶり、 いかにして当局が不十分な調査で情報を歪曲してしまったか、などが 綿密にたどられ、とても読み応えのある一冊です。 (この辺はさすが、お父上の中野好夫ゆずりの文才) 没後の反響や、その後の再評価の動きなどについても言及されており、 現代史のおさらいができました。 装丁がとてもきれいな本です。 本を閉じるとページ側面が鮮やかなピンク、そして栞ひもはボルドー色。 主人公の日本人の女の子が、年上の女友達レネの義兄の住む ボルドーに行って彼の空き部屋を使ってよいということになるのですが そこに至るまでのあれこれが断片的につづられています。 各断片に漢字一文字のタイトルがつけられているのですが その漢字がずっと、左右反転しています。 ひっくりかえった活字を眺めているうちに、多和田葉子の ポリポリ、ポキポキした文体に呑み込まれていきます。 友達がブログで感想を書いていて [ >> こちら ] とても面白そうだったので
これを読み始めました。 まだ読み始めたところなので、感想は読み終わってから書きますが (でも、すごく面白そうでワクワク!!) 冒頭、登場人物が声楽コンクールで歌うのがジョン・ダウランドの曲。 というところからして、もう、すでに、私の心を直撃であります。 :::::::::::::::::::::::::::::::::: 時間が凝視したまま静止する。 時間が凍り、凝視し、秒が、分が、時が、年月が経過し、自分の居場所を見つける。 何もかも変化するが、時間だけは変わらない。 天空が己の航路を変更し、時間が彼の名前を失ってしまうまで :::::::::::::::::::::::::::::::::: そしてこの詩がおそらく、この小説のライトモチーフとなっているようです。 あのひっそりとした、ひめやかなダウランドの音楽が、現代アメリカ文学でどのように 再現されるのでしょうか。 ダウランド、とても好きなのですが手持ちの曲の中にはこの詩が 見当たりません。 どなたか曲のタイトルがお分かりの方、教えてくださいませ。 私の結婚相手には、14歳と11歳の男の子がいます。
これからお弁当必須世代なので、たまたまこんな本が目に入りました。 レシピも簡単で分かりやすく、とってもおいしそう!! 写真がほぼ原寸大なので 「育ちざかりの男の子っていったい、どのくらい食べるの??」 という根本的かつ素朴な疑問も解決。 お弁当箱にすき間がまだ残っている時の、アイデアレシピもたくさんあって 助かります。 そして何より、毎日楽しんでお弁当作りが続けられそう。 この子たちのお母さんはすでに他界しており、 私は自分の母の人生と瓜二つの人生を歩むことになりました。 これも何かめぐり合わせというべきでしょうか。 ということで気合いを入れる日々なのです。
先日電車の中で足止めになり、待っている間に読みました。
ここに収められている9編は、それぞればらばらに書かれたものでありながら どれも家族をテーマとしていて、何となく話がどこか呼応しあっているような 短編集だ。 家族が生きていく年月のなかで、誰かが去っていったり、 遠方に住む親戚に預けられたり、親戚ではなくても 町内の誰かに助けられたり。 近いような遠いような距離と時間に明確な答えは与えられず、ふっと終ってしまう短編。 More
なんといったって
特集 堀江敏幸と歩く パリとその周辺 でございますよ。 考える人 2008年 11月号 [雑誌]/ 新潮社 ISBN : B001GD5MPI うっとりでございますよ。笑 中身のあるパリ特集で大満足。 もったいないので、少しずつちびちびと読んでいます。 少し前、堀江さんが低空飛行してるなぁ~と思っていたのですが(失礼!!) 最近また調子を盛り返してきたようなので嬉しいです。 なんでしたか、女性雑誌の巻末にある連載も面白かったです。 < 前のページ次のページ >
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