カテゴリ:ひと( 27 )
Yves Saint Laurent
Yves Saint Laurent が亡くなりました。
追悼。

France info の記事。

Fondation Pierre Bergé - Yves Saint Laurent
[PR]
by veronique7 | 2008-06-02 09:44 | ひと
examen blanc
近く昇進試験を受ける予定の我が上司。
本番試験の前に、試験の練習があり、本番と同じ形式の口答試験があって
ご指導があるらしい。

業務のスケジュールを打ち合わせ中に、上司いわく
「えーとなんでしたっけ、試験の前にあれがあるんです…

ヨモギシケン!

・・・ちがうってば。
それは 模擬試験♪

模擬試験のこと、フランス語で examen blanc というので (直訳:白い試験)
そこから連想してしまったと思われます。

ヨモギ色の解答用紙を思い浮かべてしまったアシスタントたち。
ガンバッテネ、Bon courage, Monsieur !
[PR]
by veronique7 | 2008-01-15 22:33 | ひと
叔父のこと
今日、叔父が亡くなった。
40年間のややこしい闘病生活を続けてきて
今年いっぱいもつかどうかだな…と感じていたので
衝撃はなかったが、
昨日あった命が今日はないということ、
私や家族の命は続いているのに、その人だけが
向こう側に行ってしまったということ、
肉体だけはまだお家に残っているということ、
彼の魂は今どこを漂っているのだろうか。
そのことがとても不思議でならない。

さっぱりと静かなお葬式をして、彼の肉体を魂のあるところへ
行かせてあげたい。
彼自身がいちばん、自分の身をもてあましていたにちがいないのだから。
[PR]
by veronique7 | 2006-10-15 23:07 | ひと
パリからの葉書と切手
c0032796_14555999.jpgちょっと前のことですけど、
パリにいる友達に若冲展の葉書を送ったら、お返事が届きました。
その封筒についていた切手がこれです。
モーツァルト年にちなんで、昔の衣装デザイン画が使われています。

左は 『魔笛』、右は 『フィガロの結婚』 の衣装です。

う~、友達って、私の喜びそうなポイントをほんとよく分かってくれているよね。
嬉。感謝、感謝です。

中には少し茶色くなった厚手の葉書に、ン十年前の手描きの花の絵があり、
裏に友達からのメッセージがこんなふうにありました。

  こないだ、veronique が住んでいた辺りを通ったら
  骨董市をやっていて、そこで見つけた葉書です。

そうそう、あの大通りは夏の終わりに骨董市が立つんだったな。
まだバカンス明けのぼやっとした顔をしたひとたちで
大通りがぎゅうぎゅうになってしまうんだったな。

それにしてもほんとうは蒐集品になるはずの古葉書を
そのまま手紙に使ってしまう貴女の、
あいかわらずの大胆さというか世間離れしてるというか…。
いやいや貴女のこんなふうに 「懐かしさ」 を贈ってくれたやり方こそ、
「ほんとう」 なのかもしれないのです。

----------

いやいやどうも、前回はぐちってしまいごめんなさいです。
おかげさまで熱もさがり、ほぼ回復しています。
昨日起きて水を飲んだときに、「あっあの味に戻った」
と思って、以来熱が出なくなりました。

水の味が変わる、というのはジムに通い始めて気がついたこと。
運動する前と後でこんなにミネラルウォーターの味が変わるとは
思いも寄りませんでした。
調子がいいと、運動後は、おいしく甘くなるんですね。知らんかった…。

2週間ごとぐらいで血圧が上下しているということも知らなかったし、
そのリズムが崩れると、とたんに体調がわるくなるということも知らなかったし。
新しいことを始めるといろいろなことが分かるようになるんだな
と思っています。

ふだんのらくらしている私を知っている家族や友達からすると
ジムにはまってしまったのが 「信じられない」 そうです。ハハハ…。
[PR]
by veronique7 | 2006-09-18 15:22 | ひと
blog のご紹介
今日は暑うございましたねぇ。。。皆様お元気でしょうか。

先日友達の petiteprincesseちゃんが私のブログの素敵な紹介記事を
書いてくださったので、こちらでも紹介します。

Journal de Fleur << こちらです。

もう10年来のおつきあい。
今はそれぞれ別の仕事をしているのだけど、かつて一緒に勉強していた同級生です。
2人の共通点はクラシック音楽が好きなことと、手紙を書くのが好きなこと
でしょうか。
留学していたのが重なる時期もあり、お互いに日本から、フランスから
励ましあっておりました。
ずい分助けてもらいました。いつもどうもありがとう。
またメールやブログでおしゃべりしましょう~。
皆さんもぜひ彼女のブログ、ご覧くださいね。

では、Bonne Semaine ! 皆様どうぞよい一週間を。
[PR]
by veronique7 | 2006-09-10 17:49 | ひと
カミングアウト
私が日記を書いていく上でお手本にしているサイトがいくつかありますが、
そのなかのお一人、paulistaさん にお会いしてきました。
妹さんもまじえて割烹でおいしい鱧をいただきました。
おいしくて楽しいひととき、ありがとうございました。

もうすぐお産を控えているpaulistaさんが

「この一年でできるだけたくさんの人に会うことが
妊婦の使命だと思っているから」

と、さらりと気負いなくおっしゃったのがとても心に残りました。
落ち着いてゆっくりと、ひと言ずつ言葉を確かめるように
お話される姿が、自然体で素敵な奥様だなと思いました。
お友達になれて本当によかったです。
これからも末永く、私のお手本にになってくださいませ~。

ちなみに今日のタイトルの 「カミングアウト」 というのは
paulistaさんのメールの件名から。
たしかにオフ会って 「カミングアウト」 ですよね。
すっかり気にいってしまい、タイトルに使わせていただきました 笑

今回は残念ながら 椿さん がご用で来られませんでしたが、
ぜひ次回は3人でお話したいですね!

------------------

本日の音楽: チェロを弾くpaulistaさんにちなんで。
そのうち一緒に何かやりませんか? (私はピアノです)

Schubert: Arpeggione
Anne Gastinel Franz Schubert Claire Désert / Naive
[PR]
by veronique7 | 2006-07-17 18:02 | ひと
isabelle からの便り
この日記にときどき登場するイザベルですが、先日近況報告ついでに
パリは暑いのでしょ? とメールを送ったら、2日ほどたって
意外なところから返事がかえってきました。

Bonjour veronique,
メールどうもありがとう。
今ペルーの Arequipa のインターネットカフェで読んだとこです。
山々と音楽、そして心地よい暮らし
すばらしいひとときです。
お芝居の方はとてもうまく行ったけど
(↑彼女は今年度、大学に戻って演劇を専攻していた)
今はそれもすごく遠いことのように感じられます。
日本の生活もなんとか落ち着いたようで良かったわ
あなたの今とこれからにたくさんの幸せがありますように
またね
isa

そういえば私がパリを発つ前に、ペルーに行ってみたい
という話を彼女がしていたのでした。
まさかこんなに早く、実行に移すとは。

句読点ももどかしく打った、という感じのメールに
vivre 生きる ということばが3度も使ってあって
ペルーの山奥でいきいきと目を輝かせているにちがいない彼女の姿が
目に浮かびました。
さわやかな高地の空気が届くような。
ペルーの音楽ってどんなのだろ。
[PR]
by veronique7 | 2006-06-20 20:41 | ひと
あなたに出来ることが
金曜日遅く帰り、最近かなり疲れがたまっていたので翌朝ぐーすか寝ていた。

昼近くなってごそごそと起き出したところ、家に人はおらず
台所にメモ書きが置いてあった。

メモの断片はどうやら寄付を募る慈善団体の封筒だったらしい。
上の方に次のような文が印刷されている。

  ━━━ あなたに出来ることがきっとあります ━━━━━━

そして下の余白に

       戸 締 り を 忘 れ ぬ こ と

と、母の大きな字でえんぴつの 走り なぐり書きが。

ハイ。戸締りもできない娘でございます。そのぐらいはできないとあきまへんな。
(疲れてたんだよぉ)

それにしても、この2行の絶妙な取り合わせは、どうよ。
後で聞いたら、全然気がついていなかったそうだ。
「お父さんにもこの紙使お~ぅ」 と喜んでいた。
元祖天然のひとである。
[PR]
by veronique7 | 2006-06-18 21:00 | ひと
さまざまな出会いと再会
5月に出会った方々のミニ記録。

椿さん竹蔵龍さん
「よく帰ってきたね~」 と言ってくださったのが嬉しかった。
以来、「帰ってきてよかったな」 と思えるできごとが増えました。
個性はそれぞれに違うのだけど、お二人とも少女時代の面影が残る
素敵な大人の女性でした。
実際に少女時代を知っているわけではないのに、不思議な感じ。

杉橋 よしえさん
パリの話になったとたん、ふわ~っと表情が変わって、
ああ本当に、パリがお好きなんだな。と思いました。
戴いたてんとうむしは、兎やかえるのろうそく立てと一緒に
部屋の隅に鎮座しております(笑)
ありがとうございました。

7年前にパリで同じ講座に通っていたスイス人の男の子。
当時20歳そこそこだった彼がまー、大人になって。
一緒に遊びに来たガールフレンドもとっても素直ないい女の子。
嬉しい。
食事に行くまで時間が余って30分ばかりお茶したのだけど
お互いの近況を報告したあと、
「なんだか、veronique 本当に軽やかでさわやかになったね」
とくりかえすのでびっくりした。
あら、そうかしら?? 7年前はそんなにイケテナカッタのかしら…。

友人のお墓参りに行き、ご両親のお家に寄らせていただく。
「全然死んだ気がしなくてね。今でもどこかで生きている気がするわ」
とおっしゃる。
私は何も答えられず。
彼女はいつまでも若いままで、私達だけ年をとるんだね…と笑って。
こういうふうにお話されるようになったということは
ずい分時間がたったんんだな…と実感する。
細やかで繊細な、彼女のイメージにぴったりのお花を
La douce というお店から届けていただきました。ありがとうございました。
[PR]
by veronique7 | 2006-05-28 22:22 | ひと
モニックの家から
日本に帰る前に一度うちに遊びに来てね、とモニックが招いてくれたのでお宅訪問。
「ごめんね、今台所の天井を張り替えているところで、本当はあなたが来る前に
直してもらうはずで毎日業者に電話してたんだけどなかなか来なくって
やっと今日始まったの。それで台所の荷物も居間に移したからこんなで…」
といいながらコーヒーを淹れてくれた。
ごちゃごちゃと物が積み重なった部屋だけど居心地がいい。

いろいろ四方山話をしながら部屋を観察しているうちに UNIVERSIDAD DE ... と
スペイン語で大学名の入ったナイロン地のかばんが目についた。
「スペインの大学に教えに行ってたの?」
モニックはフランス語教師で、以前わたしの発音矯正をしてくれたことがある。
話が合う人だったのでその学校に行かなくなってからも個人的なつきあいが続いていた。
「あ、それはね、メキシコ。
AGUASCALIENTES っていうのは…のそばにあってね、
そうこの壁掛けもそこで買ってきたのよ」
と彼女はわたしの知らないメキシコの地名を挙げて、窓際にかけられた
大きなパッチワークの壁掛けを示した。

「わたしこのピンク色、すごく好きなんだ。パリに来てからこの色が好きになったの。
フランス人てすごくこの色よく使うでしょ。しかもオレンジとか紫と一緒に並べて。
その配色って日本人は絶対にしない並べ方なんだ。
それがすごく新鮮でね、ほら今日の手袋もこんな」
「うん、この鮮やかなピンクでしょ。この色ってrose mexicain メキシコ・ローズっていうのよ」
「へぇ…。今気に入っているCDでね、ジャケットの色がこの色なんだ!

Santiago De Murcia Codex




18世紀のスペインの作曲家のギターの曲で、その作曲家、メキシコに移住するのよ。
だから表紙がこの色なのね。
その音楽は18世紀とは思えない新しさで、一瞬ジプシーキングスかと思うような
懐かしさもあって…、メキシコの古い音楽やアフリカ大陸のリズムも入ってね」

「そうそう。わたしもメキシコは銀行に勤めてた時代にも行ってたことがあるんだけど
最初はね、中南米って古代史に興味をもって旅行し始めた。
でもそこに住んでいる人たちの魅力といったらないわよ。いろいろな文化が混ざり合っててね。
もちろん貧困とか、難しい問題はあるんだけど」

メキシコやブラジル、その他南米に行ったことのある人は、皆すごく嬉しそうな顔をして
目を輝かすのだ。居心地のよさ。人のやさしさ、温かさ。
みんな繰り返し繰り返しそれを語ってわたしの旅心をかきたてる。

「でもちょっと待って。銀行勤めだったっていうのは知らなかった」
「言わなかったっけ。91年に人減らしにあってね。それで働かなきゃいけなかったから、でも
別のことをしてみようと思ったの。前々から外国人のために何かしたいと思ってたから
勉強しなおしたのよ。だから教師歴は短いの」

モニックの教師としての勘のよさは長年の経験からくるものだと思っていたけど
そうではなくて 「この職業を選ぶ」 という意志のなせるわざなのだろうか。
わたしが方向を変えようとしているときに、その舵取りを手伝うと
彼女の方から言ってくれたのがちょっと不思議だったのだけど、
わたしのモゴモゴした表情のなかに何か、自分の経験と似たものを
彼女は感じとっていたのかもしれない。

「そうだったのか…。それでね、日本に帰って落ち着いたら、次は
スペイン語とギターをやろうと思ってるんだ。フランス語みたいに
仕事に還元するんじゃなくって、純粋に楽しみで知る喜びってなんていいものかしらと思う。
そしたらスペインはもちろんメキシコとか南米にも行けるし、ギターは持ち運びできるから
いつも音楽と一緒にいられるし…」
「そうね。ぜひ行くといいわ。わたしもスペイン語は独学だから、そのうち
学校に行こうと思ってるの。メキシコには毎年教えに行くことになってるし」
と話はいつまでも続いて夕方遅く、わたしはモニックのアパートを後にした。

薄暗い足元に気をつけながら、郵便箱の並んでいる地上階に下りていくと
扉の向こうから音楽がもれてくる。
大道芸人が出る辺りでもないのに、めずらしいわね、と思いながら濃緑の厚い扉を押し開くと、
帽子を目深にかぶったラテンアメリカ系の初老の男が一人つっ立って
無愛想にギターをかき鳴らしていた。

モニックとわたしの話を立ち聞きした神様の命令で、空から降ってきたかのような
このタイミング。
やっぱりもう次の土地から呼ばれているとしか思えない。
[PR]
by veronique7 | 2006-02-13 06:50 | ひと