カテゴリ:展覧会( 37 )
まど・みちお え てん
まど・みちお え てん@川崎市民ミュージアム へ行ってきました。

藍色のトーンがとてもきれい。
芋虫のデッサンが螺旋の抽象画に変化していく様子を
メモ帳でたどったり、
うちの次男が 電車の中でまど氏に遭遇した日 に描かれた絵(!)を
発見したり。
水彩の抽象画ということで
昔、パリで見た ポリアコフ という画家のことを連想していたら、
やっぱり影響を受けているらしいことがかいてあったり。
童謡についての考えを綴った 「へりくつノート」 も興味深く読みました。

とても楽しかった♪

出産までにあともうひとつくらい、展覧会に行くつもり。
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by veronique7 | 2010-10-01 21:54 | 展覧会
シャガール展
先日、最後の真夏日に上野へ出かけました。

シャガール展@東京藝術大学大学美術館

モーツァルトの 『魔笛』 の衣装・舞台美術デザインの下絵が
展示してあるというので
ずっと前から見に行きたかったのです。

何度も通ったポンピドゥーセンターのコレクションなので
見たことがある絵が多いかな、と思いきや
知らない作品がたくさんありました。
やはり、美術館は展示品のほかに収蔵品がいっぱいあるのですね。

『魔笛』 の絵は予想通りすばらしく、あのオペラの荒唐無稽さと
シャガールの絵の雰囲気がとてもぴったりでした。
サンプルの生地も一緒に貼ってあったりして、楽しめました。

絵をじっくり見る時間なんて、ずい分長いことなかったので
とてもいい気持ちになりました。

一緒に行ってくださった Kanakoさん、どうもありがとうございました♪
また出かけましょう☆
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by veronique7 | 2010-09-24 22:02 | 展覧会
シュルレアリスムと写真 / マリオ・ジャコメッリ展
日曜日に 東京都写真美術館 に行きました。
一番頻繁に行ってる美術館かも。

今回は 「シュルレアリスムと写真 ―― 痙攣する美」 というタイトルの展覧会で
最初にウージェーヌ・アジェのパリの建物の写真から展示するという企画が
面白かった。
バルコニーや階段の手すりの装飾模様や、扉の鉄柵、目がまわる螺旋階段。
パリには "ゾゾゾ" っとくる瞬間が多くて、その瞬間が好きだったけど、
これってシュルレアリスム的だよなあと思うのです。

2階でやってた 「マリオ・ジャコメッリ展」 も良かったです。
神学校の校庭で、20代の神学生たちに向かって雪を投げると
見る見るうちに童心にかえっていく神学生たちの表情。
軽やかにひるがえる僧服の裾とはうらはらに
聖職者として生きることの重みや悲しみが現われる。

写真って面白いですねぇ・・・。
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by veronique7 | 2008-04-29 21:12 | 展覧会
舞台芸術の世界
東京都庭園美術館 にて。

結局夜間公開には間に合わなかったのだけど、今日時間があったので
バレエ・リュスの舞台衣装を展示しているのを見てきました。
衣裳デザイン画や版画、実際に使われた衣裳、どれも素敵な配色で
うっとりしてしまう。
この美術館にぴったりの企画。
展示作品が旧朝香宮邸のアールデコ様式にしっくりおさまっていて
作品が喜んでいる感じが漂っていた…。
展覧会の企画内容と美術館の調和について考えさせられたひとときでした。

美術館を出てきたところで、入れ違いに paulistaさんと
ぱったりお会いしました!! びっくりしましたねぇ。
ゆっくりできましたか?
また近いうちにお会いできたら嬉しいです。

…ということで今日は寝る前にバレエ・リュスの作品のひとつ
ストラヴィンスキーの 『ペトリューシュカ』 が入ったこれを聴いています。

Shura Cherkassky Live Vol.7
/ Decca
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by veronique7 | 2007-09-02 23:10 | 展覧会
ルドンの黒
日曜日は文化村最終日の展覧会 『ルドンの黒』 に行ってきた。
(なぜかここの展覧会はいつも、最終日にすべりこんでいる…)

ルドンが好きな人はけっこういるけれど、夢幻的とか幻想的とかいうことで
よくギュスターヴ・モローと同じタイプの画家として扱われることに
少なからず疑問を感じていたので、今回のような
あまり知られていないルドンの一面を紹介したのは、なかなか面白いと思った。
ヨーロッパの美術館でも、ルドンはぽつ、ぽつとあるだけで
まとめて観る機会がなかなかなかったし。

不気味でグロテスクな怪物は、どこか滑稽味も感じられ、
遊んで描いているうちに画家の手指がすべって
こんな異形ができあがってしまった…のでせうか???

次なる展覧会としては、今週庭園美術館の夜間公開に行きたいな
と思っているのだけど、はたして。
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by veronique7 | 2007-08-29 22:51 | 展覧会
パルマ―イタリア美術、もう一つの都
猛暑…酷暑おみまい申し上げます。。。

暑い暑い上野の、パルマ展 に行ってきました。

目的はコレッジョのいくつかと、ファルネーゼ家の肖像。
『パルムの僧院』 のモデルとなったファルネーゼ家のひとびとに
念願かなってご対面を果たしました。
やっぱり、ミラノやローマ、フィレンツェ、ナポリ、どこと比べても
雰囲気や色合いが違うのねぇ。

説明を読んでいたら、ファルネーゼ家の当主は
スペイン領フランドルの総督をつとめたのだそうで、
スペインやフランドルの画家もファルネーゼ家と交流があったらしい。
主人公がフランドルまで遁走していったり、
召使にスペイン風の名前のひとが出てきたり、
かの小説の一見無意味そうで実は意味のある、作りこんだディテールに
改めて納得しました。

c0032796_20445833.jpg国立西洋美術館にて、8月26日まで。
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by veronique7 | 2007-08-16 21:49 | 展覧会
藤森建築と路上観察
先週のある夕方、総武線にのっていたら、赤瀬川原平サンが乗ってこられました。
いつもエッセイで拝読するとおりの脱力した雰囲気。
というわけで、赤瀬川原平 → 藤森照信という連想から、オペラシティアートギャラリーの
藤森建築と路上観察 に行ってきました。

藤森照信の建築作品の写真、この展覧会用に彼が丸太を彫って作った模型
(これがオモチャのようでかわいらしい)、卒業制作の設計図、今までに試みた 「仕上げ」 の数々。
彼は建築にまつわる作業のなかで壁や屋根の 「仕上げ」 をどうするか、
ということに一番こだわっているのだそうです。
ユートピア的な試みについ顔がほころんでしまいます。

一番いいなあと思ったのは、桜を見るために作ったという茶室。
ぽかんとした表情で桜の中に建てられています。
満開の桜を茶室の窓から好きなだけ堪能、これは素敵だろうなぁと思いました。
ねむの木学園美術館の設計も良かったです。
ちょうど昨日のNHK 「新日曜美術館」 で、この美術館のことが紹介されていましたね。
真っ白な壁が印象的でした。いつか行ってみたいな。

この展覧会のプランをどんなふうに練っていたのか、メモのコピーも展示してありました。
嬉しかったのは、藤森先生がお使いのノートが私の仕事ノートと同じ、
無印良品のダブルリングノートらしいということ!(ミーハーですみません・笑)
ドット入りなので文字も図もきれいに書けて、しっかりした素材の表紙は
下敷きがわりにもなり、立ったままでメモをとりやすいのです(これとっても大事)。

赤瀬川原平&藤森照信その他による 「路上観察団」 の発見した“逸品”の
ビデオ上映もあり、ござの上でくつろいで見られるようになっています。
彼らのコメントがまた力が抜けてていいんだな、これが…。
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by veronique7 | 2007-06-04 22:14 | 展覧会
La cueillette des lettres 文字拾い
活版再生展
世田谷文化生活情報センター 生活工房

2週間ほど前にこの展覧会のことをテレビで知り、世田谷まで行ってきました。
今、姿を消しつつある活版印刷の温もりやユーモアを味わえるギャラリーです。
左右逆さになった米粒のような小さい活字がびっしり並んでいるのを見ると
時間が止まっているような、あるいは反対にものすごく濃密な時間が流れていくような、
書物にかかわる人々の熱っぽい思いや手触りが感じられて
なんだか、心がぞわぞわっとして嬉しくなっちゃいます(阿呆です…)。
20日で終わってしまうので、ご覧になりたい方はお急ぎください!

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活版印刷については、今こんな写真集が出ているのも気になります。

文字の母たち Le Voyage Typographique
港 千尋 / インスクリプト


パリの国立印刷所と東京の大日本印刷の活字の最後の姿を、港千尋氏が写真に撮っているそうです。
そしてこの写真集をめぐる対談が青山ブックセンターであるらしいのですよね。港千尋氏&堀江敏幸氏という、なんて素敵な組み合わせ!! しかし予約受付は終了していたのであった…ガックシ。
ともかく、こよなく文字を愛する私にはたまらない写真集になりそうであります。早く買いたいナ…(臨時収入が入る日は遠い…)。そわそわ、そわそわ。。。

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最後に、文字を拾う人を二人どうぞ。

c0032796_21375823.jpgc0032796_21382781.jpgフランス国立図書館の資料「マルグリット・ドルレアンの祈祷書」から作られた便箋のイラスト。
便箋は少し黄ばんできてしまったので、親しい友達にしか出せないけれど、お気に入りの便箋です。
携帯画像なので画像が鮮明ではありませんが、前掛けに文字を入れている兵隊さんと、箒で文字を集めている女の人、分かりますか?
祈祷書の製作年代は1430年頃と推定されており、奇しくも中国からヨーロッパに印刷技術が伝えられた年代にあたります。
はたしてこの絵を描いた人は、活字を組んで印刷するという印刷技術をすでに聞き知っていたのか、それとも「活字を拾う」という感覚をつかみ、言葉をつむぐという人間の行為を象徴的に表現しようとしたのか?? 興味をかきたてられます。
何はともあれ、文字を拾うこの人たち、言葉を探す私たちを見ているかのようで、いくら見ていても見飽きません。
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by veronique7 | 2007-05-18 21:41 | 展覧会
ビル・ヴィオラ はつゆめ
先週の記録 その2

最終日にやっと、森美術館のビル・ヴィオラ はつゆめ 展へ。
私のワーグナー嫌いを一夜で一掃してしまった、私にとって特別な
偉大な映像作家です。
火や水を象徴的に使って、ひとの感情をゆっくりと表現する作品です。

2005年5月に観たワーグナーの 『トリスタンとイゾルデ』 で使われていた映像も
来ていて、懐かしく眺めたのだけど、私はこれを、
ピーター・セラーズの演出のために作られた映像だと思っていた。
でも、たぶん、そうではなくて、
これまでに作った作品のなかから、ワーグナーの作品の文脈に合いそうな
映像を選んで、全体としてまとまりある映像作品にしたということ
のようです。

不思議なことに、ワーグナーのメロディーや和音は少しも私の身体の中に
残っていないのに、ビル・ヴィオラの無音の映像から水や火の音を
私は “再生” し、それがワーグナーのオペラを観たときの
私固有の感覚になっている。
以来、海辺に行って、波の音を聴いていると、その時の感覚が
たしかによみがえってくるのだ。
これをどうやって説明したらいいのだろう。
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by veronique7 | 2007-01-14 23:46 | 展覧会
若冲/骨の動物園
8月6日。
毎年必ず暑く、晴れになる日ですね。
いかがお過ごしでしたか。

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今日は日曜日、久々にまる一日お休みだったので
引越し荷物の片付けを大々的に…。(まだやってなかったのか、とは言わないでー)
持ってかえってきた雑誌や写真集を広げて眺めたり
梱包に使った新聞に好きな演出家の訃報記事があって
びっくり読みふけったり。
部屋におさまらないのでは…と思っていた本やら何やら
大部分がおさまったのでほっとしております。

それと懸案事項だったパソコンの疑問に着手。
こういうことって些細なことながら結構気にかかっているもので
すっきり~。

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では最近行った展覧会で面白かったものを。

東京国立博物館 : プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展
若冲の絵はあまり多くなかったですが、最後の部屋の
屏風絵の照明の当て方がとても興味深かったです。
あたかも源氏物語は物語を読んで時間が経過したかのように、
四季折々の屏風は季節が移り変わったかのように、
朝の光、昼の光、夕方の長い西日、
それぞれの劇的な印象の変化を楽しむことができました。

INAX ギャラリー : 小さな骨の動物園
小さな展覧会でしたが、度肝を抜かれます。
お肉がなくなったあとの骨というのは、どうしてこうもユーモラスなのでしょうか??
お隣のブックセンターも狭いながらホネのある品揃えで、
いつまでも長居をして見飽きないです。

あと8月中は、森美術館と岩波ホールに行けたらなと思っています。
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by veronique7 | 2006-08-06 21:30 | 展覧会