連休中に読んだ本です。
アルバムの家 女性建築技術者の会 / 三省堂 昭和20年代~40年代生まれの33名の女性建築士の方が それぞれの子ども時代の住まいについて、思い出を語った本です。 建築士?建築家?の方は文章が上手な方が多いですが この本はやはり、女性ならではの細やかな描き方が 存分に生かされたエッセイ集になっていると思います。 昭和20~30年代の農作業や商売の様子、 また薪をくべる風呂焚きや汲み取りのお手洗い(食事中の方、失礼!!) のことは、私には残念ながら馴染みがありません。 でも、北から南まで、変化にとんだ日本の気候風土のもと さまざまな暮らしの姿が生き生きと伝わってきて、 それぞれのお父さんお母さんの生き方が 小さな女の子の目線でとらえられており、胸をつかれます。 どのお家もユーモアがあり、ぬくもりがあり、一生懸命で、 そして彼女たちがのちのち建築士になる原点が刻まれている。 建築士が書く文章ということで、当然のことながら図面つき。 お家の図面を眺めるというのは、どうしてこうも楽しいのでしょう。 とても面白かった。おすすめです!
by veronique7
| 2007-05-01 11:07
| 本
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by veronique7
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