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Un couple parfait
rbhhさんの Un couple parfait にトラックバックします。

わたしも諏訪監督の作品は初めて観ましたが
映像があたたかくしっとりした感じで、とてもいいですね。
せりふもあってないようなもので、ごにょごにょしゃべっているのを
わざと音を拾わずに撮ってある映画でした。
雰囲気というか、空気感を大事にした作品。
とにかく言葉、言葉が大事なフランスにおいては、ある意味
とても日本的に見えるかもしれません。

離婚しそうになっている夫婦が友達の結婚式のため
パリまでやってくる。彼らは 「完璧な夫婦」 と思われていた。
もうだめになりそうなんだけど、何とかやり直せそうな感じもする。
微妙な状況での夫婦を大げさにではなく、ああこういう心境の人たちって
いそうだな…という感じに描いていました。

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキとブルーノ・トデスキーニは
どちらも好きな俳優です。
なんといっても、2人ともパトリス・シェローに演技指導を受けていたのですから
演技の深さは保証つき。
舌をかみそうなくらい名前が似ているのもおかしいですね…。

ヴァレリアの演技はいつものことながら、ほんと素晴らしいです。
彼女って、すべての女性がもっている普遍的な表情をする。
そこがとても共感できるところだなと思っています。

フランスでは昨日封切だったのですが、ARTE というテレビ局は自分のとこが
制作に関係していると、映画館の封切よりも早くテレビで放送することが
あります。
rbhhさんがご覧になったのはその放送だったんですね。

パリでは映画はあと3本くらい見るつもり。

***musique de ce soir*******
 Solo II  par Baptiste Trotignon
by veronique7 | 2006-02-10 06:15 | 映画


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